女の子だって出会い系 コラム

出会い系サイトを利用するようになって何年になるだろう。
多くの男性とメールを交わし、会い、そして一部の男性とは肌を合わせた。長続きはしなかったけどサクラもやったことがある。 そんな私の出会い系サイトとの関わりの歴史を思い出しながら書いてみました。

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学生時代の私

駅前にはテレクラやツーショットダイヤルの捨て看板やちらしが散乱している。 中学生の私は異性にも興味ある年頃だよね。でも部活や受験で忙しい毎日だったんだ。
はじめて出会い系サイトと言われる媒体と接触したのは友人との遊び。 公衆電話でテレクラやツーショットに電話してはガチャ切りして遊んでたよ。 当時「売り」と呼ばれる援助交際をしていた友達はもちろんいないし、それどころか男性とまともに話もしなかったよ。
大人の世界に興味はあったけど、電話の向こうの男性に嫌悪感をもっていたんだ。 暗くて汚いイメージがあったけど、だんだんとその世界へ引かれていったことも事実だったのかもしれないね。 20歳だよ、とウソをついてはカラオケをねだったりしてた。 けど話がまとまるといつもガチャ切りだったんだ。 そうそう、駅前に呼び出した男性を友達と一緒に隠れて見てたこともあったなぁ。

大人になって

出会い系サイトとは全く無縁の高校生活を過ごして、社会に出てからもまったく興味がなかったんだ。 男性を経験、つまり処女喪失して少女から女になった頃も出会い系サイトのことなんて全く考えることは無くて、男性は自分の行動範囲の中で探すか、友人の紹介、職場の先輩というのが私の常識だったよね。
そしていくつかの出会いと別れを経験して恋愛の難しさを覚えていったね。 ひとつの恋が終わっても新しい誰かにときめいて、いつも誰かに恋してた時期かもしれない。

出会い系サイトとの出会い

一人暮らしをはじめる少し前に出会い系サイトへ登録したんだ。ワクワクメールだったと記憶してる。
誰とメールするわけでもなく、ただ男性のメッセージを読んでいただけ。 一生懸命に自分をアピールする男性のメッセージをただ読むことが楽しかったんだ。 でもインターネットに接続する時間が限られてたから、秘密の楽しみ的な遊びだった。

そして一人暮らしをはじめた頃。 狭いワンルームでも、はじめはやることがたくさんあって、しばらくは出会い系サイトのことは忘れてたんだよ。 でもそんな一人暮らしも慣れてくると時間を持て余すようになっちゃって、テレビ番組がつまらない時は出会い系サイトを見るようになったんだ。
ちょうどそんな頃にADSLっていう常時接続に切り替えちゃったからネットにつなぎっ放し。 ネット見てても何を見るって、何も興味ないから自然と出会い系サイトへ行っちゃってたなぁ。 今度は時間を気にしなくていいから、いろんな男性のメッセージを順番に読んでいって、夜中の2時くらいまで起きてたりしたこともあったね。
こうなると掲示板へ自分のメッセージを書き込むようになるのは時間の問題でしょ。 私もいつしかメル友募集のメッセージを書き込んでたよ。 はじめはメールもらっても返信しなかったけど、だんだん慣れてくると誠実そうな男性にはメッセージを返してたよね。 怖かった出会い系サイトの男性も、毎日何人ものメッセージを読んでると、なんだか普通の人に思えてきて、この頃からかなぁ、出会い系サイトの男性が身近に思えてきたんだよ。

出会い系サイトで彼氏ができた

何人かの男性とのメッセージ交換を繰り返してると、必ず会いたいなって言ってくるよね。 決まっては断ってたんだけど、誠実そうな男性がいて、私も気になってきちゃって会うことになったんだ。
最初は駅前で待ち合わせして食事しただけなんだけど、この男性としばらく付き合たんだよね。 出会い系サイトの男性だけど普通のサラリーマンで、普通の恋人同志の付き合いだったよ。 しばらく付き合うと、出会い系サイトで知り合ったことなんてどうでもよくなってさ。 きっかけが出会い系サイトっていうだけで、それもアリなんだよなぁ、って思ってたよ。

そして出会い系サイトへハマってく私

そんな出会い系サイトからの恋愛もいつか終わり、仕事とアパートの往復の日常に戻っちゃうんだけど、やっぱり一人の夜は寂しいんだよね。 誰からもメール来ないし。 そうなるとまた出会い系サイトの男性を探しちゃうんだよね。
メッセージの向こうの男性はステキなんだろうなぁ、って会いたくなっちゃう。 出会い系サイトへログインして、男性からのメールを読むことが1日で一番楽しい時間になってたね。 こうなると出会い系依存症だよね。携帯もパケ放題にして、会社にいる時でも出会い系サイトの男性のことばっかり考えてたね。

とうとう援助交際をやっちゃった

出会い系サイトのメッセージを確認する毎日の中で、いつの間にかアダルト掲示板のメッセージも読むようになっちゃったんだ。 メールをくれる男性の中にも○万円で遊ばない!って人が多かったし。
以前は無視してたけど慣れって怖いよね。 そんな男性からのメールも平気になってきちゃったんだ。
たまたまテレビで出会い系サイトでの援助交際で捕まった少女のことをやっていて、だんだんと援助交際に興味が出てきたのかもしれないよね。
40代の既婚男性で、一緒に食事して気に入らなかった帰っていいよ、って人がいて、もし遊んでくれるなら3万円お小遣いをあげるって言って誘ってきたんだよ。 手取り13万くらいで家賃払ってパケ放題にしちゃったし、美容院行ったりしちゃうと月末は完全にピンチになっちゃうんだよね。
そんなこともあってその男性と会ってみたわけ。そして一緒に食事して、悪い人じゃないみたいだったからOKしちゃったんだ。 もうバージンじゃないし、男性経験も数えるほどだけどあったからね。 そして少し我慢してエッチして、帰り際に3万円くれたんだよ。
手取り13万円の女の子にとっての3万円は大きかったよね。 すごく助かったんだ。 一度こんな経験をしちゃうとあとは落ちるだけだよね。 ピンチになると出会い系サイトに助けを求めちゃう安易な思考回路が働いて、何度も何度も同じことを繰り返しちゃうんだよ。 これが私が出会い系サイトで援助交際をはじめたきっかけかな。

そしていろいろな出会い系サイトへ登録する私

いつの間にか出会い系サイトが恋人探しの場から援助交際の相手探しの場になってよね。 ワクワクメールだけじゃなくていろいろな出会い系サイトへ登録しだしたのもこの頃だよね。
彼氏がいたらなぁ、ってどっかで思っていても、現実的にお金がない。 どうしても援助交際優先で出会い系サイトを見ちゃうわけ。
何度か怖い思いもしたけど、結局こういうふうに元気で生きていて、援助交際でもらったお金で美容院いったりしてたんだ。
20代も半ばを過ぎると、さすがにこのままじゃいけないかな、って考えるようになって、援助交際も控えちゃうんだけど、もし仕事をしていなかったら生活の全てを援助交際に頼ってたかもしれないよね。
それがいいことか悪いことかはわからない。 何年かすればわかることなのかもしれないけど、今の私は援助交際をしていたことに後悔はないんだ。 待ち合わせ場所で男性を見て、自分なりに相手を選んだからかもしれないけど、ステキな男性に抱かれてると、やっぱり気持ちいいんだよね。
既婚者はだいたいエッチ上手だったから、最後の方は既婚者ばっかりだったよ。 はじめは3万円だったお小遣いも、2万円になって、最終的には1万5千円で会ってたな。 定期で会ってた人がいて、バレンタインデーにチョコ上げたりもして、その時は楽しい時間を過ごしたんだ。 だから後悔は無いんだ。

そして出会い系サイトで明日を探す

今の私が出会い系サイトを利用する一番の目的は彼氏探しなんだ。
さすがに将来のことも少しは考えるようになってきた。 かといって周りに結婚対象となる男性もいないんだ。 友達の紹介もあるかもしれないけど、今、この瞬間にその予定はないよね。 だからいつでもOKの出会い系サイトに頼っちゃうんだ。
婚活サイトへも登録したよ。 私が結婚する相手は出会い系サイトなのか友人の紹介なのかはわからない。 でもいつか結婚したい。きっかけは何でもいいんだ。今は普通の恋がしたいんだ。
ワクワクメール

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